市民マニフェスト 第4次 2023年版
手順1・2:原案 PDF を3会場で提案、検討しました。
手順3:市民マニフェスト 2023年3月版 成案▶こちら (PDF)
市民マニフェスト討論市民集会
2月12日(日)市民活動センター
2月18日(土)大久保市民センター
2月23日(祝日/木)魚住市民センター

市民マニフェスト 12年のあゆみ
- 第3次 2019年
- 第3次(1) 2019.3.17 投開票日
- 2019.3.2 候補者 公開討論会
- 出席者 : 新町美千代・中川暢三・北口寛人
- 2019.3.2 候補者 公開討論会
- 第3次(2) 2019.4.21 投開票日
- 2019.4.13 候補者 公開討論会
- 出席者:泉房穂(2019.4.13時点現職・明石市長)
- 2019.4.13 候補者 公開討論会
- 検証 2022.11.20
- 泉房穂明石市長、出席
- 第3次(1) 2019.3.17 投開票日
- 第2次 2015.4.26 投開票日
- 候補者 公開討論会 2015.3.31
- 出席者 : 泉房穂・増田幸美、榎本和夫は無断欠席。
- 検証 2019.2.3
- 泉房穂市長、欠席。緊急市民集会。
- 候補者 公開討論会 2015.3.31
- 第1次 2011.4.24 投開票日
- 候補者 公開討論会 2011.3.8
- 泉房穂(1人のみ)
- 検証 2014.11.16
- 泉房穂明石市長、出席
- 候補者 公開討論会 2011.3.8
- 前史
マニフェスト(Manifesto)とは、本来は政党の選挙公約を指すものであるが、日本における従来の「公約」が形式的で、実行を伴わないものであるという反省から数値目標を定めて有権者に約束する一種の「契約」として脚光を浴びている。2003年頃から、国政選挙ではない地方選挙にも「ローカル・マニフェスト選挙」を呼びかける運動が広がっている。「地盤・看板・かばん」に象徴される旧来型選挙から、政策本位の選挙に変えて有権者の主体性を取り戻そうという狙いがある。 |
@前史
- 2008.6.6《「地域自治組織」の具体化へ向けての意見書》を「自治研あかし」が明石市自治基本条例検討委員会に提出した。
- 2010.12.17 北口市長がついに「3選断念」を表明
@第1次 2011年 第2次は↓こちら
候補者 公開討論会 2011.3.8
検証 2014.11.16

国の選挙では、多くの場合、主権者である市民は候補者の一方的な政策を聞き、その賛否を受け身で判断するにとどまっています。本来は、主権者から政策を提示し、候補者の対応をみたうえで、よりふさわしい市長を選んでいくべきだと考えます。
明石では2015年春に市長・市議会議員のダブル選挙を控えています。
政策提言市民団体・市民自治あかしは、4年前、2011年の市長選挙では、市民がつくった市民の政策「市民マニフェスト」pdf を市長候補2名に提示しました。公開討論会で泉房穂氏(現市長)は「全面的に賛同し、実現に努力する」と約束しました(もう1名の候補者は再三の要請にもかかわらず欠席)
マニフェストの検証は必須で市長就任2年を経過した時点で行う予定でした。しかしながらその頃は、明石駅前の再開発計画を住民投票によって決めることを求めた直接請求運動で忙殺されており、果たせませんでした。後れ馳せながら2014年6月より、泉市政が3年半を経過した時点でのマニフェスト検証の作業に着手し、具体的な政策に関する検証と評価をまとめました。
- 市民マニフェスト 泉市政の検証評価表【※修正版】pdf
- ※1.評価表の第1ページ「⑤住民投票の条例化を市民合意のもとに進める」については、市長が「年度内任期中に議会に提案し成立をめざす」としていたものを延期すると表明したことにより評価点数を減ずる方向で後日に検討することとしました(検証大会実施前)
- ※2.(検証大会実施後)※1について評価を修正しました。「※修正版」はこれを反映したものです。
選挙に市民が主体的に関わることにより、地方分権・住民自治が進展し、投票率の向上にもつながっていくのだと考えます。全国的にも希少な取り組みです。試行錯誤の一端をぜひ共有してください。
- 2014.11.16 泉市長を招き、市民マニフェスト検証大会を実施
- 2011.3.8 市長選立候補予定者を招いて、市民マニフェスト公開討論会(録画YouTubeにリンク)
- 市民マニフェスト検証大会の 動画あり。ここをクリックするとYouTubeに移動します
- 市民マニフェスト検証大会の予告を伝える「ニュースレター第6号 2014/10/17」PDF
動画↓市民マニフェスト検証大会 全記録 約3時間
@第2次 2015年 第3次は↓こちら
構成 (目次)
Ⅰ.自治・参画の基本にかかわる姿勢
自治基本条例に基づく「市民参画」と「協働のまちづくり」を進め、その前提としての「情報共有」と市政運営に対する評価の仕組みづくりを基本にした市政を行う。
Ⅱ.個別具体的な政策にかかわる姿勢
- 安心して住み続けられる福祉のまちづくり
- 地域で担う教育と子育てのまちづくり
- 明石らしい環境を生かした生活と産業の都市づくり
- 「海の玄関」明石港の再生と中心市街地の活性化
- 農・水産業を生かした明石らしい産業のまちづくり
- 財政再建のまちづくり
- 明石の自然環境を豊かにする
候補者 公開討論会 2015.3.31
明石市長選、立候補予定者の公開討論会は、2015年3月31日夜7時より2時間半、明石市民会館で行われました。ご参加くださった多くの市民のみなさま(200人余)にお礼申し上げます。
◇当会よりお詫びとお願い
「3.31公開討論会」にて聴覚障がいのあるみなさまに手話通訳など配慮が欠けていたことをお詫びいたします。市民有志の集まりで限りあるスタッフと財源で実行していますが、今後は障がい者団体等に協力を呼びかけ、ご助力をいただき、障がいのある・なしにかかわらないイベント運営に努めたいと存じます。



検証 2019.2.3
▶ 第2次・市民マニフェスト検証評価表 2018.12.14(PDF)
泉房穂明石市長に対し、「マニフェスト検証大会3日後、2/3実施予定」を市役所前で呼びかける市民自治あかし代表・松本誠の演説。 2019.1.31
- 泉房穂・明石市長は欠席と通知あり(2019.2.2)
- 検証大会(緊急市民大会)を伝える神戸新聞2019.2.5付


@第3次 2019年 第4次:最新はこちら
- 市民マニフェスト 第3次
- 市長選挙が2度にわたったため、以下、(1)(2)となった。
- 2019.3.17 投開票 ※このページ
- 「第3次 市民マニフェスト」については、このページに記載。
- 2019.4.21 投開票
- 2019.3.17 投開票 ※このページ
- 市長選挙が2度にわたったため、以下、(1)(2)となった。
「質問表」を開きながらご視聴ください。
質問表は、ここをクリックすると、新しいウィンドウが開きます。
◇
::呼びかけ::第3次 市民マニフェストに向けて::
みんなの声が生きる市民自治のまちづくりをめざそう
今年は4年に一度の統一自治体選挙の年、加えて7月には参議院選挙もある12年に一度の「選挙Year」です。明石でも4月には市長・市議のダブル選挙のほか、県議会議員選挙も行われます。自治体の向こう4年間の方向を決める重要な選挙ですが、その直前に泉房穂市長の職員に対する暴言問題が大きく報道され、市長辞職という事態になりました。
この結果、4月に予定されていた市長選が3月17日に繰り上がり、場合によっては4月にも再度市長選が行われるという異常な状況になっています。
振り返ると、明石市政は8年前の北口寛人・前市長も3期目の選挙を目前にして議会での虚偽答弁などを理由に問責決議を受けて3選を断念する事態がありました。その前の岡田進裕市長も大蔵海岸花火大会事件の責任を問われて2003年に任期途中で辞職しています。3代連続して市長が辞職や再選断念するという異常な状況になっています。
明石市は2010年4月に自治基本条例を施行し、今年は10年目に入ります。市民の「市政への参画」と「協働のまちづくり」その前提としての「情報の共有」を『市政運営の原則』に定めた明石市で、いずれも市長と職員との関係が大きな原因でこのような市政の混乱が生じているのは残念なことです。
市民がつくる市民の政策「市民マニフェスト」
私たちは8年前の市長選挙から自治基本条例を活かすために、市民がつくる市民の政策である「市民マニフェスト」を作成し、市長選の立候補予定者を招いて「公開討論会」を開催してきました。自治基本条例に基づき、明石市はこれから何を、どのように進めていくべきかを市民の目線から提案したものです。市民マニフェストは、明石のまちの都市像をイメージしながら、市政のありようを市民自らの手で市長候補と職員ならびに議員、そして市民に具体的に提示したものです。
8年前の公開討論会では、その後当選し就任した泉市長が「市民マニフェストには全面的に賛成だ。当選すれば実現に努力する」と約束し、3年後に「市民マニフェスト検証大会」を開催し、この間の市政を検証した結果について市民と市長が意見交換しました。4年前の選挙でも、私たちは「第2次市民マニフェスト」を策定し、公開討論会を開催しました。今月3日に泉市長の出席のもとに「マニフェスト検証大会」を開催する予定になっていましたが、直前の市長辞職で当日は緊急市民集会に切り替えました。
3月2日(土)の市長選立候補予定者公開討論会へ向けて
3月17日の市長選挙は、いわば“出直し選挙”になりますが、向こう4年間の市政を託すために、第3次「市民マニフェスト」を策定し、3月2日に予定している「市長選立候補予定者公開討論会」で立候補予定者と意見交換します。
今回の「市民マニフェスト」は従来の項目数を思い切って圧縮し、重点施策のみに絞りました。
原案は市民自治あかしの世話人会が討論を重ねて作成しましたが、広く市民の共有できるものにするために、2月18日(月)と20日(水)の2回にわたって「討論集会」を開催します。市民の皆さんから出されたご意見を反映し、原案に修正・加筆等を加えて最終確定します。確定版は、立候補を予定している候補者に事前に渡して、公開討論会の当日に実のある討論ができるように準備します。
「市民マニフェスト」を手がかりに、明石のまちのあちこちで、市民が求めるまちづくりや市政のあり方についての議論の輪が広がることを願っています。

構成 (目次)
- 3代連続した「市長辞職・再選断念」という事態を繰り返さない
- 自治基本条例の遵守と説明責任を果たす
- 「魅力あるまち明石」をめざした、明石らしいまちづくりを進める
- 福祉施策は地域の実情と当事者、事業現場の意見を反映して推進する
- 人口減少、少子高齢社会の進行に対応し、拡大成長志向から持続可能社会へ向けての政策転換を図る財政課題に取り組む
- 環境保全と持続可能な社会へ向けた政策転換を図る
- 市制百年、明石城築城400年事業を後世に残る事業にする
詳細
- 3代連続した「市長辞職・再選断念」という事態を繰り返さない
- 市長と職員の関係改善を進め、選ばれた責任を全うする市政運営をめざす。
- 市長と職員、議会、市民との関係を、自治基本条例に基づき再検証する。自治基本条例に謳う「市民自治によるまちづくり」を推進するための市長と職員、議会、市民それぞれの関係と役割を再検証し、基本条例の理解と条例に沿った市政運営が行われているかどうかを常に検証する。
- 自治基本条例の遵守と説明責任を果たす
- 市民の参画と協働を保障するためにも「説明責任」を重要責務として果たす。自治基本条例施行から 10 年目に入る。この基本条例を明石市の“憲法”として遵守し、市政運営の原則と定めた「市民の市政への参画」「協働のまちづくり」その前提としての「情報の共有」を定着させる。とくに、市長が率先して「説明責任」を果たすことは、重要な責務である。
- 住民投票条例を条例検討委員会の答申に沿って速やかに提案する。自治基本条例に明記された3つの個別条例のうち、市民参画に不可欠な住民投票条例が10年経って未だに制定されていないのは、怠慢のそしりを免れない。
- 「魅力あるまち明石」をめざした、明石らしいまちづくりを進める
- 「海と港、ため池などの豊かな水辺環境と自然」「お城や城下町の遺構、古代からの歴史や文化」「新鮮で質の高い魚や近郊野菜などの食文化」を活かしたまちづくりを進める 。・例えば…「魚のまち」らしい水産、流通、アミューズメントの振興策
- 人口減少・縮小社会を視野に入れて、庁舎移転絡みの新たな駅前再開発など過大な開発事業を抑制し、まちなみ景観の修復や“そぞろ歩き”を楽しめるまちづくりをめざす。
- 福祉施策は地域の実情と当事者、事業現場の意見を反映して推進する
- 支え合いの社会を実現するために「地域総合支援センター」の中学校区への拡大と「地域支え合いの家」をすべての小学校区に広げるための、地域住民の受け皿組織の支援を強化する。
- 高齢者、障がい者の移動の権利を保障する移送サービスの充実強化を図る。外出困難な高齢者や障がい者等が、買い物や通院、通学、通所等を容易にできるよう、移送サービスの仕組みやサービスの内容でニーズに対応した便宜を図るとともに、地域と現場の実態に応じた独自施策を講じる。
- 乳幼児期および学童期の子育て支援を実効あるものにする 。就学前保育において待機児童を出さないことを前提に「保育の質」に対して抜本的施策を行う。そのために、職員の処遇改善をはじめ、乳幼児発達保障を目的とする研修を実効あるものにする。待機児童のピークは学童期に移行しつつあり、放課後児童クラブの定員と教室の拡大および指導員の必要な確保を図り、「子どもの権利」支援を十分に留意した施策を行う。
- 人口減少、少子高齢社会の進行に対応し、拡大成長志向から持続可能社会へ向けての政策転換を図る財政課題に取り組む
- 人口の「V字型回復」論の中で弛緩している財政対策を再検討する。人口増加や税収増を過剰に宣伝する中で、財政再建への意識が職員、議員、市民ともに緩み、先送りされている。人口縮小社会に対応した財政課題に真正面から取り組む。
- 公共施設の削減と再編の進め方について、参画と協働に基づく議論を進める。かつて喧伝された公共施設削減と再編の掛け声が、人口と税収増の過剰宣伝の中で住民からも抵抗を浴びて足踏みしている。市民の参画と協働の観点から進め方を見直す。
- 新庁舎計画の取り組みについて市民への周知と説明、検討段階での市民参画を行う。市役所庁舎の移転や建て替えは市民にとって重要な市政課題であり、検討段階から逐次市民に説明するとともに、情報の共有について特段の留意を払う。
- 環境保全と持続可能な社会へ向けた政策転換を図る
- 生物多様性あかし戦略に基づき、自然と人が共生するまち明石の実現へ向けて具体的な施策の展開を図る。生物多様性あかし戦略推進会議を、他の審議会と同様の諮問機関と位置づけて、提案された施策の具体化を図る。
- 市街化調整区域の堅持と市街化区域内の農地の保全、ため池の多面的機能を活かしこれ以上の埋め立ての禁止、貴重な里山区域である松陰新田の保全を図る。
- 市制百年、明石城築城400年事業を後世に残る事業にする。現在事業化されているものは、一過性のイベントばかりで、市制百年にふさわしい、後世に残る事業が皆無。百周年は後世に残る「明石のまちの特色」を後世の世代や市外の人たちに伝えるものを構想すべきだ。
- 「城下町明石」をお城の櫓以外にほうふつとさせるものが、何一つない。まちかどに残る「城下町明石」の遺構を整備するなど、既存施設を活用した「歴史資料館」のようなものの事業化を計画する。
- 「魚のまち明石」と言いながら、明石の魚や、明石の海の特色などをひと目で学べるところがない。「魚のまち明石」資料館のようなものを構想する事業化は可能だ。
- 新「明石市史」編さん事業の刊行計画を明確にし、継続事業として計画を策定する。「明石市史」は1960年~70年に上下巻を発刊、市制 80周年事業として1999年に「新版明石市史 現代編Ⅰ」(戦後史 1945-1997)を刊行し、2011年度から半世紀にわたる研究成果を吸収した新たな市史編さん事業が発足したが、継続した刊行計画と事業計画が具体的になっていない。百周年事業として掲げる価値は大きい。
検証 2022.11.20
2022.11.20(日)夜6:30~
── 市民マニフェスト検証大会 ──
以下、大会開催の、呼びかけ文
12年間には「69票差の初当選」、その後は「子育て重視」の施策で注目を浴び、3期目を前にした4年前には職員への暴言で辞職し再選挙で圧勝。この1年半ほどは議会多数派との対立を重ねながら、問責決議に絡んだ市議への暴言の挙句「政治家引退表明」と、明石市政は常に注視を浴び続けてきました。
市民自治あかしは12年前、〈明石市自治基本条例〉の施行後初の市長選挙以来、「市民がつくる市民の政策」である市民マニフェストを策定し、選挙を前に「公開討論会」を開催し市長候補に提案してきました。
市民マニフェストに対する考え方を聴いて、”よりふさわしい”市長を市民が選ぶ材料を提供してきました。
加えて、次の選挙を前にして、提案した市民マニフェストがどのように実現、実行されてきたかを市民の目線で評価し、再度 市長と意見交換するのが「市民マニフェスト検証大会」です。
市民が主体的に市長選びに関わり、市政に関心を向け続けるサイクルを「市民マニフェスト選挙」と呼んできました。
前回2019年4月の市長選挙で提案した「第3次市民マニフェスト」に対して「概ね賛同する」と答えた泉市政の政策はどうだったのか?
次期選挙への関わり方とは別に、「市民自治のまちづくりと市政」を掲げた自治基本条例への対応と個別政策について、市長と意見交換をします。
