2020.5~「新型コロナ」市民ジャーナル
- 2021.5.12 公衆衛生と社会的対策の“無為無策”を、改憲議論にすり替え
- 2021.4.25 3度目の緊急事態宣言、無策の果ての“危機感”を共有しよう
- 2021.2.27 コロナ対応を誤らせた元凶「東京五輪」開催の可否決断迫る
- 2021.2.8 失敗した感染対策を超える「ゼロ・コロナ」戦略とは何か?
- 2021.1.25 (再開2号)制御不能? 医療は「崩壊から壊滅へ」? 不気味な「第3波」の動向
- 2021.1.10(再開1号)「コロナ禍の地獄絵」が迫っている!
- 2020.7.4「コロナ後」の政治と選挙を考える
- 2020.6.12 議会の役割どこへ? コロナ対応で霞む議会のチェック機能
- 2020.6.4「空回り、ばらまき、便乗」三重奏のコロナ経済対策
- 2020.5.25 直面する2つの「危機」を乗り越える道筋
- 2020.5.13 これから始まる“史上最強のウイルス”との長い付き合い
- 2020.5.7「緊急事態宣言」延長と政策決定のプロセスを読む
- 2020.5.1 新型コロナ感染症と、どう付き合っていくか
2019 統一自治体選挙を考える in 明石
2008~2012年
- 呑兵衛逍遙
- 2010.01.01 「市民の目線」と「役所の目線」
- 2008.12.31 政治家の給与・報酬、退職金とは何か?
- 2008.10.06 小規模自治体の心意気と「地方政府」への道
- 2008.08.19 雨水を一気に川へ流さない「流出抑制型」の都市づくりを
- 2008.07.27 89歳、往年の「日照権おばさん」の矍鑠(かくしゃく)ぶり
- 2008.06.12 住民自治の担い手、「地域自治組織」をどうつくるか
- 2008.05.12 高齢者への「食事サービス」の志は何なのか?
- 2008.04.25 公共土木事業をめぐる“せめぎ合い”
- 2008.03.31 首長や政治家の「リーダーシップ」の履き違え
- 2008.03.20 仲間同士の「気」の共鳴が「自然治癒力」を創る
- 2008.02.29 自治体の予算づくりと市民
- 2008.02.11 自治基本条例の策定と市民の対応
- 2008.01.21 13回目の「1.17」
- 明石まちづくり小史
- 2008.12.31 すそ野ひろがる明石の市民活動、多様な連携が課題
- 2008.10.06 朝霧駅開設から40年、明石の新駅開設物語
- 2008.08.19 アカウミガメ産卵の浜辺が語る「海辺の価値」
- 2008.07.27 住民投票、半世紀前の輝かしい経験を生かせ
- 2008.06.12 「時のふるさと・明石」の子午線物語
- 2008.05.12 まちの緑を壊す力と、育む努力
- 2008.04.25 明石海峡大橋開通から10年、消えた大蔵海岸の”幽霊ビル”
- 2008.03.31 都心空洞化と明石駅周辺の中心市街地整備
- 2008.03.20 海峡に生きるまち、恵みと危険が背中合わせ
- 2008.02.29 いかなごのシンコ(新仔)ブームと「魚のまち・明石」
- 2008.02.11 明石海峡航路の行方
- 2008.01.21 鉄道の夜明け

2008年が躍動をはじめました。新聞社の組織から離れて「市民まちづくり研究所」を発足させてから5年が経過し、今年は6年目に入ります。市民主体のまちづくりと自治体の形成をめざして、市民力の向上に寄与することを目的に5年間活動してきました。
明石で市民のまちづくりにかかわって25年。地方分権改革が本格的に進む段階になり、ようやくにして市民が表舞台の主役に登場する芽が出てきたように感じます。
私は2008年の年頭にあたって、年賀状に「市民自治元年」と題したご挨拶を書きました。13年前の阪神・淡路大震災が起きた1995年は「ボランティア元年」と称されました。普通の市民が、それまでは行政の“独壇場”とされてきた社会的、公共的な分野を市民自身が担う、市民活動・NPOが飛躍的に高まるスタートでもありました。
国の地方分権推進委員会は昨年、第2次分権改革の目標を「自治体を自立した完全な“地方政府”として確立する」ことを宣言しています。自治体が自立し、完全な地方政府として機能するためには「市民自治」が機能しなくてはなりません。
2008年は、市民自治元年。
そうした意味からも、2008年は「市民自治元年」となるように、市民と自治体は前進していくことが求められていると考えるからです。
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松本誠がジャーナリストとして、まちづくりのコーディネーターとして、さらには明石における<市民まちづくり>の実践者として取り組んできた四半世紀の蓄積を、現在進行している諸課題にリンクさせながら情報発信していくものです。
◇より下段は、創刊時より改変しています。