以下、「芦屋幼保市民の会」のホームページより。読みやすくするため、レイアウエトを変更しました。原ページ
本会議の録画は、みものです。
芦屋市議会に住民自治のさわやかな風が吹き抜けた!
2019年3月5日芦屋市議会本会場は、5名の保護者(お父さん2、お母さん3)の陳述が行われました。
- 学童受け入れ拡張に7300万の市税を投入しながら、指導員が集まらない理由(事実でなかった)で待機を作る
- 場所が不便なところに民間事業者に運営委託するも利用者少数
- 指導員穴埋めによる教育委員会職員負担の言い分は、待機指導員を活用していなかったこと
- 当初の市の説明内容と民間業者説明内容が異なるも市は責任をとらなかったこと
- 今回の民間移管が拠点校への送迎とセットになっているが、子どもの事が配慮されていないこと
- 公営と民営の市財政支出は、民営の方が税金の持ち出しが多いこと
- これまでの公営の質の担保が保障されておらず、子どもが心配なこと
- 保護者との話し合いに市が真摯に向き合わず、かつ説明内容もころころ変わったこと
議員の質問にも、子どもへの思いを胸に秘め、市の対応の不誠実さを堂々たる発言は議場を静かに圧倒しました。
最近の芦屋市議会議場は、真政会(自民党)、公明党、維新の会の数を頼んだ市民との合意形成抜きの暴政が続いていますが、この日は、爽やかな市民の生の声が吹き抜け、陳述者、傍聴者も感涙した日でした。「他者の主張を排除し、自己の主張を通すばかりでは世の中がよくなるはずがない。人はお互いの尊厳を守り、尊重し合い、助け合って生きていく存在である」(あ・うん 金剛禅総本山少林寺広報誌2019弥生・卯月)
陳述者は、何が何でも民間委託反対でないと控え目に語っていました。権力をもつ市は、保護者の尊厳をどれだけ尊重したのでしょうか?