傍聴記 10/22文教厚生常任委員会による議会報告会 松井央

市民自治あかしの山田さんが、即日に傍聴記を投稿されていますので、重複しない範囲で私の感想を述べます。

~民生児童委員協議会役員会との意見交換会~とのテーマで、「市民」全員が同協議会役員会の会長以下三役ならびに(兼)同地区会長で占められていた。

傍聴者に配布された資料は3つで、

  • ①「次第」と、
  • ②同常任委員会による報告「明石市管内の高齢者に対する見守り関連事業について」「明石市社会福祉協議会の活動」をA4裏表1枚にしたもの
  • および③「文教厚生常任委員会視察報告ー長岡市、高崎市」

以下、感想と意見です。

  1. 視察報告(書)では、両市の取り組みなどの画像をそのまま引用したもので、肝心の視察で何を学んだか、明石市でどう生かすかの記述がない。
  2. 意見交換会では、司会者井藤委員が、会長を含む民生・児童委員に順次発言を促がし10人全員が発言した。しかし、司会者の「皆さんの活動や言いたいこと何でも言って下さい」を繰り返したが、発言のほとんどが単位自治会地域もしくは委員担当エリアのことだった。民生児童委員、地区社協の幹部が居並ぶ「議会との意見交換会」としては首を傾げたくなった。さながら小さい地域での活動報告の感がした。議員諸氏はそれを「よくやっていただいている」「勉強になった」と異口同音に強調。従来の「一人暮らし高齢者」「高齢者保健福祉」「災害時要支援者」などの市台帳登録を一元化してほしい。新たに「老老介護」「子と同居になっていでも要支援が必要となる」など情報提供の要望も出された。梅田委員長は4つの各常任委員会報告会のまとめを来年2月に出すと約束した。
  3. 今回の傍聴で、私の関心事は、民生児童委員が「非常勤の特別職の地方公務員」に該当する立場から、国・県・市の施策に対する疑問などの発言を期待した。3つある。①「明石市高齢者いきいき福祉計画及び第6期介護保険事業計画(素案)」(2015年度~2017年度)PDF について聞きたかった。
    「計画策定の目的」では──国の地域における「医療介護総合確保推進法」を受け、それを根拠として高度急性期から在宅医療・介護までの一連のサービスを地域において総合的に確保することで、適切な医療・介護サービス提供体制を実現し、住み慣れた地域で継続的な生活を可能とすることを目的として様々な取り組みを進めることとしています。──とありますが、これをどのように考えるか。②次に、同84頁で、「見守り体制の充実」の主な取り組み項目で《地域の拠点を活用した見守りの推進》があり、その説明「高齢者相互や高齢者と地域住民が交流できる場を提供する地区社会福祉協議会の運営の支援を促進し、地域全体で高齢者を支える仕組みづくりを推進します」──とあります。地区社会福祉協議会の中核は名実ともに民生児童委員です。どのような支援が望まれるか。

    ③同96頁で、「地域力の向上」の「コミュニティ施策との連携、施策の方針」では、「市のコミュニティ施策として、小学校区において……地域の課題を地域で考え取り組む協働のまちづくりをより一層進めます」とあります。民生児童委員から個々の(地域)報告はされたが、「協働のまちづくり」に、民生児童委員・地区社協としてどのように関わっていくのか。

総じて同計画について、市民の目からは実施できる方向性が見えない、相変わらず関係部局個々の「貼り合わせ」ではないか。また、市議会議員の「報告会」データベースを明確にすべきではないか。