市議会、議員個人の採決意思を封じる暴挙に出る! 議会運営委員会 2015.10.15


2015年10月15日、明石市議会は定例会最終日。本会議は午後3時開会予定。その前に、議会運営委員会が午前10時57分(定刻11時)に開会された。委員会に諮られた議事次第は5項目あり、①委員会審査報告/②討論通告について/③採決と本会議次第について/④決算審査の検証について/⑤その他、の以上。

①②③は本会議の進行要領を確認するもので、③が終了した時点で副市長(市長欠席)ら理事者が退席。このとき11時1分で開会から4分経過。以降、委員7人のみで協議が進められた。とはいえ、委員長が閉会を宣言したのが11時5分だから、④⑤はわずか4分を所要したにすぎない。④は1分で確認され、「⑤その他」で3分。以下、「⑤その他」のドキュメントです。

手順を確認する会議なので協議時間の短さをとやかくいうつもりはないが、傍聴者には、「わかりにくい」を超えて「不明」、なにを確認しているのかわからない。

委員長が、「会派内意見統一確認事項の件を諮る」と協議事項が示された。(以下、内容不詳のまま記す。文言は要旨)「未来創造(会派名)は会派内の意見統一について確認されたことを報告願います。大西委員」と委員長が未来創造の大西委員を指名。大西委員は「8月29日の確認をそのまま確認することを会派で同意した」と発言。委員長は、「会派内意見統一の確認は議長から諮問されており議長に答申する必要がある」と通告し、大西委員の発言後、直ちに採決を行った。全員同意した模様(※傍聴者にはわかりにくい)で、採決直後、同席していた議長が委員長に指名されて発言した。

議長は──会派内意見統一を議会での大原則とする。会派はこれを守るように。守られなかった場合は、議運または代表者会で問題とする。

こう発言し、委員会は閉じられた。

別途に入手した情報を合わせて解説すると、「8月29日」は「平成20年8月29日」。この時点で、議会は会派内での意見についてなんらかの合意を求めているらしい。これを根拠として、議長の発言に「守れなかった場合」の付け足しもあることから、《会派内での意見不一致は相成らん》と”禁止命令”とも受け取れる。(※「平成20年8月29日」の確認?事項は、情報公開請求する予定)

上記の日付「平成20年8月29日」以降これまでの7年間、会派内での意見不一致は本会議等でしばしば見られた。それがなぜ今、ここに至って議会は、議員活動を制限または拘束しようとするのか。

その後に施行された議会基本条例に会派の規定はあるものの、議員活動に制限を加える条文はない。したがって、この日の委員会決議および議長の発言は、議員活動を制限する暴挙と言わざるを得ない。