[速報] 請願、不採択。明石市議会運営委員会 2015.9.25

議員どうしの討論を十分に行った上で、採決にあたっては賛成または反対の理由を明確にし、わかりやすい議会を求めた本会の請願に対して、本日(9/25)議会運営委員会で審議されました。開会13:30、閉会14:17。47分間の審議でした。

議会運営委員会は、委員長・副委員長・委員5人の合計7人で構成されています。松井委員長=公明党=の議事進行で議会事務局から請願内容が朗読されました。そのあと、当会の松本誠が請願者を代表して請願の趣旨を10分間の制限内で陳述しました(陳述内容 PDF)。次に、委員長の指揮で議会事務局から請願に対する見解が述べられました(議員間討論の前に、事務局見解が優先されて述べられ、これを受けて議論が進められるその指揮に、本会としては疑問があります)。

深山委員=真誠会=が最初に挙手し「議員間討議が必要でないときもある」などの理由を述べ「請願に反対」を表明。委員長は委員長席から向かって右側の大西委員=未来創造明石=を指名して意見を求めた。大西委員は請願者席の松本誠に質問し、請願の趣旨について確認を行った。委員長は時計回りに指名し、楠本委員=日本共産党=は議会基本条例に照らし反対する理由がないと賛意を示した。宮坂委員=民主連合=は「議会基本条例の趣旨に合致しているのだから<趣旨採択>をしてはどうかと提案した。委員長は<趣旨採択>という提案に困惑の表情をあからさまにした。国出委員=公明党=は「議員間討議は議会活性化推進委員会で協議中である」ことを理由に議会内での議論の結論が出ていない前の請願には反対と表明。さらに「議会基本条例は骨格を決めたにすぎない」と意味不明もしくは不完全な条例ともとれる発言をした。一巡したあと、会派内での意見とりまとめや合意形成に対する考え方など個々の委員は発言するが、対論となる委員に対して反論や同意はみられず、当の議会運営委員会ですら「討論」になっていない。宮坂委員提案の<趣旨採択>で難色顔の委員長に対し、宮坂委員はあっさり提案を引っ込め反対もやむを得ない発言。わずか約30分程度、個々ばらばらに主張を述べあったところで起立採決となり、賛成2人(大西委員・楠本委員)、賛成少数で委員会は不採択となった。

これで「不採択」が決定したわけではありません。9月29日に予定されている本会議で上程され、委員会の不採択報告がされたのち、本会議で討論ののち(註1)議場採決が行われます。

この委員会での議論経過は別途報告しますが、本会の請願は、議会基本条例ですでに規定されている範囲内であり、確実な実行を求めその同意を確認するものです。したがって、「この請願に反対することは議会基本条例を否定することになりかねない」と請願に賛同する意見があり(楠本委員)、「請願の趣旨は議会基本条例の文言と同じ内容であるとする発言(複数の委員)」があったにもかかわらず不採択となりました。

※註1…本会議の進行は、委員会報告の後、討論・採決と進みます。このたびの請願は「討論」の遵守を求めたものであり、採決の前に、賛成・反対の理由を全議員または全会派が理由を明確にして発言し、合意形成へ向けて議論するよう要求するものです。