“大阪都構想”「宣伝文句は、みんな嘘っぱちである」(河田恵昭氏) 投稿/松本誠

橋本徹氏が仕掛けた「大阪都構想」は、2015年5月17日に実施された住民投票で「大阪都構想」に対する反対票が賛成票を上回り、否決された。(2015.5.17)


大阪市の大阪分割解体(大阪都構想)に対して、関西の学者たちが立ち上がった(→※下段の動画)

「大阪都構想」の危険性を明らかにする学者の記者会見が5日、大阪市内で開かれ、出席した19名の学者たちがそれぞれの分野から構想を批判し、住民投票で否決するように呼び掛けた。

記者会見は「インフォームドコンセントに基づく理性的な住民判断の支援に向けて」と題し、準備を始めて1週間で126名の賛同者が署名したという。

「大阪都構想など論外である」とテレビなどでも真っ向から反対してきた京都大学の藤井聡教授らが呼び掛け、それぞれの分野からの膨大な論点が寄せられたという。

冒頭に口火を切った京都大学の河田恵昭名誉教授が「防災・減災を全く考えていない都市の政策は、この構想が未熟であることの証明でもある。都構想の宣伝文句は、みんな嘘っぱちである」と真っ向から批判した。

都市政策論の広原盛明・元大阪府立大学長は「金銭的都市論の発想しかない都構想推進者たちは、高度成長時代の都市政策の失敗を全く学ばず、まちがった大都市論を押し通そうとしている」と指摘した。

2時間近い記者会見だが、経済・財政・行政・政治・教育・都市計画・防災など、多彩な分野からの都構想批判は圧巻だ。5月9日、10日には、大阪市内で一般の参加者を募っての説明会も予定されている。詳しくは次のwebサイトでご確認を。→《「大阪都構想」を考える~権力による言論封殺には屈しません~藤井聡》

17日の住民投票日まであと10日余。前代未聞のむちゃくちゃな「自治体つぶし」を食い止めるために、未曾有の行動を起こしたい。

(松本誠 / 市民自治あかし 2015.5.6)